NBAレイカーズ元選手が指摘「手に入れたのは、坐骨神経痛だけだ」
										こんにちは!
大田区の坐骨神経痛専門治療院 池上院です。
今回は、バスケットボール好きではなくても気になる話題。坐骨神経痛です。急に寒さが増してきて、持病をお持ちの方、寒さには弱い季節になりました。そんな中、10月17日のネットニュースに掲載された記事を抜粋して坐骨神経痛についてご紹介します。
今夏のレイカーズの補強にレブロンは不満?元選手が指摘「手に入れたのは、坐骨神経痛だけだ」<DUNKSHOOT>2025.10.17
記事によると、
ロサンゼルス・レイカーズは、主力の1人であるレブロン・ジェームズが坐骨神経痛により開幕に出遅れることが確実となり、シーズン序盤戦は苦しい戦いを強いられることになる。
から始まり、
元NBA選手のアリナスは自身のポッドキャスト『The Gilbert Arenas Show』で、「レブロンも俺たちが見たのと同じロスターを見たに違いない。彼は『うーん』と唸っていただろう」と言及。レイカーズの補強が“不十分”だったと指摘した。
「レブロンは今夏、『優勝できるチームが欲しい』と語り、ルカも『こういうタイプの選手が欲しかった』と話していた。では、レイカーズは実際に何を手に入れたのか。ロブを仕留める脅威(エイトン)を加えたが、優勝争いができる選手は1人も獲得できなかった。レブロンが手に入れたのは、坐骨神経痛だけだ」
レブロンは現地時間10月9日(日本時間10日)、右半身の坐骨神経痛のため3~4週間の離脱を余儀なくされるとチームから発表された。今季序盤戦は欠場することが決まり、その間はドンチッチを中心とした戦いになる。
と続いています。
坐骨神経痛とは、それほど深刻な病気でしょうか?神経痛と効くと、どちらかというと高齢者のイメージかも知れませんが、10代、20代でも発症してしまう病気、怪我となります。
坐骨神経痛とは

では、坐骨神経痛とはどんな病気でしょうか?
坐骨神経痛とは、腰から足先にかけてつながっている坐骨神経が、さまざまな原因で痛みやしびれがあらわれる症状のことです。
坐骨神経の坐骨とは、椅子に座った時にぶつかるお尻の骨です。この骨のすぐ横を通る神経なので坐骨神経と呼んでいます。
坐骨神経痛の症状
坐骨神経痛は、中高年の男女に多くみられますが、原因となる病気によっては20代でもあらわれることがあります。
坐骨神経は、ひざの後ろのあたりで枝分かれして足の前と後ろに走っているため、坐骨神経痛の症状として、お尻や、ももの後ろ、スネやふくらはぎ、つま先までの一部あるいは全部の痛みやビリビリと感じるしびれがあらわれます。
坐骨神経痛の症状は、動くと痛みが強くなったり、夜布団で寝ていると痛くなったりさまざまで、お風呂などで温めると楽になる傾向にあります。
- お尻が痛い
 - ももの後ろが痛い、しびれる
 - ふくらはぎが痛い、しびれる
 - スネの外側が痛い、しびれる
 - 足の小指が痛い、しびれる
 
坐骨神経痛を発症する原因
坐骨神経痛を発症する主な、原因は、以下のような理由です。
- 梨状筋症候群
 - 中殿筋などの緊張
 - 腰痛
 - 腰椎椎間板ヘルニア
 - 腰部脊柱管狭窄症
 - 分離症・すべり症
 
ここで、バスケットボールのような運動をしている人に当てはめてみると、過労やアクシデントからくる梨状筋症候群、中殿筋などの緊張、腰痛、ヘルニアが当てはまってきます。
それでは、お尻や足の痛み、しびれがあらわれたらどうすればいいのか?
基本的には、マッサージや軽いストレッチなどで周囲の緊張している筋肉をほぐすだけでも軽減去る場合があります。
坐骨神経痛の集中的な治療

それでも症状が強い場合、坐骨神経痛に特化した専門の治療をおすすめします。
整形外科や整骨院でおこなわれる一般的な治療は、低周波等の理学療法ですが、なかなか症状が改善されないケースがあります。そんな時は、ショックウェーブという治療法をおすすめします。
ショックウェーブとは
ショックウェーブとは、衝撃波の治療です。衝撃波を主とするショックウェーブ治療は、整形外科、美容外科、理学療法、スポーツ医学、泌尿器科、リハビリテーション、カイロプラクターおよび獣医学など、幅広い分野で取り入れられ、欧州、北米、南米、中東、アジアなど世界中で使用されている最新機器です。
ショックウェーブは、筋筋膜・腱の疼痛緩和に即効性が高く、効率的な治療ができます。特に坐骨神経痛の場合、硬く固まってしまった梨状筋をほぐしたり、椎間板の突出によって圧迫された神経の周りにある筋肉や靭帯をほぐしたりを効果的におこなうことができます。
ショックウェーブは、当院がおすすめする治療法で、最近では、メジャーリーグで活躍している大谷翔平選手をはじめ、多くのスポーツ選手も取り入れている治療法です。近年、体外衝撃波として一部の整形外科でも使われるようになってきました。当院は、日本で初めてこの機会を導入した治療院でもあります。
また、体外衝撃波治療器には集束型と拡散型の2種類があり、集束型の場合、限局した病変、例えば肘腱付着部炎や骨障害の治療において、患部のみにピンポイントで強力な衝撃波を加えることで高い効果が期待できるのです。
出力の上げ方も患者様の痛みの感じ方に応じて徐々に上げていくため、痛みに弱い方や小児の患者様へも使用しやすい特徴があります。
当院では、まずショックウェーブで治療をしますが、症状の度合いによっては、筋膜ストレッチ等の治療を組み合わせることで、繊細な運動感覚を必要とするスポーツ選手にも対応できます。
お尻や足が痛い、しびれる症状でお悩みの方はお早めにご相談ください。
