突き指

大田区突き指専門
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突き指とは

「突き指」とは、指先にボールや物が当たって起こる、指の怪我の総称です。軽症の場合、打撲や捻挫程度で済みますが、重症化すると骨折、脱臼、靭帯損傷など、様々な症状が考えられます。早期に正しい診断と治療を受けることが重要です。

軽い突き指だと思ってたけど、なかなか症状が良くならない、そんな時はお早めにご相談ください。

突き指の症状

指の腫れ、痛み、変形、動かしにくさ(可動域制限)などが挙げられます。怪我をした経緯やどのようにして怪我をしたのか受傷機転を詳しく聞くことが大切です。痛みが少ないと軽度と見られがちですが、そのために骨折や腱の断裂を見逃してしまうこともあるので注意が必要です。

重症な突き指

突き指脱臼
突き指腱断裂
突き指骨折

深刻な突き指では、骨折、脱臼、靭帯損傷、断裂、腱断裂などが引き起こされており、適切な治療をおこなわないと、一生残ってしまうケースもあります。

治療

突き指の一般的な治療は、直後のアイシング、安静、ギプス固定からはじまり、動かすリハビリへと移行します。

末節骨骨折

骨の端が折れた場合、4週以上の固定が必要になることもあります。大きな転位(ズレ)がある場合は手術が必要です。

中節骨骨折

転位(ズレ)がない場合は保存療法として3週間アルフェンス固定を行います。転位が大きい場合は手術療法が必要です。

腱性槌指(マレット指)

突き指により、末節骨に付着している伸筋腱(指を伸ばす腱)が断裂することにより、末節の関節が伸ばせなくなる状態です。
外観が「槌:マレット」に似ているので、このような名前がつけられました。
指を伸ばす腱はとても薄いので治るまでに時間がかかります。途中で固定をやめてしまうと、腱は伸びたまま治り、末節の関節はしっかり伸ばすことができないままになります。しっかりと、6週間の固定を継続することが大切です。

骨性槌指

骨性槌指は、伸筋腱が末節骨に付着している部分で、裂離骨折を生じることにより、末節の関節が伸ばせなくなる状態です。
同じ突き指と思っても、骨折ですから骨接合する手術が必要で、約5週間固定して、骨癒合が完成したらピンを抜きます。

機能回復の治療

骨折、腱断裂等を伴わない突き指、または、手術、固定後では曲げ伸ばしがやりにくい、曲げた時に痛みを伴うことがほとんどです。そのため、突き指前の状態に戻すために積極的な治療が必要となります。

積極的な治療として効果的な治療に、超音波、ショックウェーブ、鍼灸などがあります。

超音波

大田区突き指のリハビリ

超音波治療は、スポーツ傷害では、よく使用する治療法で、オスグッド、シンスプリント、捻挫、アキレス腱炎低出力の超音波を患部に当て、炎症や腫れを抑え、痛みを軽減する目的で行われます。また、剥離した骨の骨癒合を促進させる効果、損傷した組織の修復を促す効果も期待できます。超音波をおこなうことで、施術語の動かすリハビリが格段にやりやすくなります。

ショックウェーブ

大田区突き指の衝撃波治療

ショックウェーブは、スポーツ医学の世界で筋筋膜・腱の疼痛緩和に即効性が高く、効率的な治療ができる最新医療機器です。

ショックウェーブは、日本語で衝撃波を意味します。衝撃波は、生体に照射することで様々な治療効果があることがドイツの研究で発見されました。

当院では、衝撃波の中でもラジアル・ショックウェーブ(Radial Shockwave)という安全性の高い低出力衝撃波を使って、筋・筋膜、腱の治療をおこないます。患者さんの症状の状態によって、超音波と衝撃波を使い分けます。また、どちらの治療も痛みなく受けられるので安心して治療に専念、続けることができます。

鍼灸

突き指の鍼治療

突き指の後、色々治療をしたけど、どうしても取れない痛みがある、どうしても曲がらない範囲がある。そんな時に試していただきたいのが鍼灸治療です。直径0.1mmしかない、髪の毛と同じ細さの繊細な鍼をピンポイントで障害となっている箇所におこないます。

鍼の効果には、痛みを止める、回復、再生を促進するなど様々な効果があります。現在の症状から、患者さんに最適の治療プランをご提案し、ご希望の場合は鍼治療もおこないます。

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